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宮古織の風衣「月桃の輪」
¥110,000
アンティーク宮古上布や、宮古織、宮古麻織から、着物と洋服のエッセンスがひとつになった「織衣−origoromo−」シリーズが生まれました。 布を大切にしたいという想いから、最小限の直線裁ちで仕立てました。手織りの布をそのまま纏う衣の心地良さと、宮古島のいのちを感じてみてください。 こちらの作品は「風衣−kazagoromo-」と名付けました。 島の風をはらむような、涼しげでゆったりとしたラインが出ます。 着物と同じように反物を縦に使い、直線裁ちの2つのパーツを組み合わせたデザイン。サイズフリーです。 お仕立ては、宮古島の洋裁店アトハリさんです。 夕暮れから夜になる直前の海のような、朝方の空のようなマーブル色の宮古織に、瑞々しい月桃の花を刺繍しました。 宮古織は、宮古島で手織りされた、経糸が綿、緯糸がラミー(紡績苧麻)の綿麻織物で、涼しく、着るほどに柔らかくなります。 手織りの祈りと時間を織り込んだ、世界にたったひとつの織衣が、あなたを包み、そっと守ってくれますように・・・ ■素材:経糸 綿・緯糸 ラミー ■サイズ:フリー 身丈60cm 身幅76cm
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宮古上布×ラミーの風衣−kazagoromo−
¥103,400
timpabの定番の「風衣−kazagoromo−」を、アンティーク宮古上布と国産の上質なラミー生地を組み合わせてつくりました。 島の風をはらむような、涼しげでゆったりとしたラインが出ます。お仕立ては、宮古島の洋裁店アトハリさんです。 青の染料が入った宮古上布は、織りあがった絣の白い部分に青色の化学染料を刷り込む捺染技法で色付けされていて、昭和初期頃に流行した技法です。 風車のような大柄の絣の模様に、よく見ると変化のある染め方をしていて、躍動感が感じられます。 ラミー生地は、100番手の極細のラミー糸を使った平織りの薄手の生地を、揉みこんで柔らかい風合いに仕上げられています。ハリとコシのある薄手の弾力感が、肌離れのよいサラリとした肌触りを生んでいます。 宮古上布の糸の素材は、宮古島で育てられた苧麻100%。島では「ブー」と呼ばれています。 昔の女性たちが、苧麻から繊維を取り、細く裂き、手績みした苧麻糸が使用されています。 染めは、琉球藍による深い深い藍染めです。 柄は、経絣(たてがすり)と緯絣(よこがすり)の交差で表現され、「十字絣」と呼ばれています。 島の自然から生まれ、祈りと時間を織り込んだ、世界にたったひとつの織衣が、あなたを包み、そっと守ってくれますように・・・ ■素材:宮古島産手績み苧麻・ラミー ■サイズ:フリー 身丈62cm 身幅87cm