宮古上布のブローチ〈Requiem for a butterfly　蝶の歌の意〉

SOLD OUT

《宮古上布×刺繍のアクセサリー》

染織工房 timpabと、刺繍作家 みるまに−mirumani-のコラボレーション

「宮古島の景色を身に纏う」をコンセプトに作品を制作しています。

この作品では、
〈Requiem for a butterfly　蝶の歌の意〉
をテーマに、小さな宮古上布の世界に想いを込めました。

ブローチのサイズは、直径５cm。

ブローチに使われているのは、アンティークの宮古上布の着尺です。

糸の素材は、宮古島で育てられた苧麻100％。
島では「ブー」と呼ばれています。
昔の女性たちが、苧麻から繊維を取り、細く裂き、手績みした苧麻糸が使用されています。

染めは、琉球藍による深い深い藍染めです。

柄は、縞（しま）と緯絣（よこがすり）で表現されています。

刺繍は、丹後ちりめん街道の絹糸をメインに使い、一針一針手刺繍で縫っています。

島の自然から生まれ、祈りと時間を織り込み、縫い込んだ、世界にたったひとつのアクセサリーが、あなたの暮らしをそっと守ってくれますように。

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〈Requiem for a butterfly　蝶の歌の意〉

レクイエムは日本語で「鎮魂歌」と訳され、
元はラテン語で「安息を」という意味を持ちます。

高級神女ノロの象徴とされる
美しい模様の蝶、綾蝶（アヤハベル）。

蝶(ハベル)は、魂(マブイ)の化身であり、
私たちの目の前に現れるときには
何か大切なことや
ご先祖さまからの想いを伝えようとしている、
というのが島の昔からの言い伝え。

消されてしまった小さな声を
どうか忘れないように。

微かに聞こえる‘鎮魂歌’を
聴き逃さないように。

祈りを込めて。